アンドレアス・キッサー / SEPULTURA
ブラジル南東部のベロオリゾンテで結成されたSepulturaは、歴史上最も成功したブラジリアンポルトガル語で「墓」を意味するSepulturaが結成されたのは、ブラジルが20年間の軍事独裁政権から脱却し始めた80年代半ばのことでした。彼らは、30年以上にわたるキャリアの中で、14枚のスタジオアルバムをリリースし、全世界で約2,000万枚を売り上げ、世界中で複数のゴールドレコードを獲得し、もっとも成功したブラジル出身のヘヴィメタルバンドとなりました。
87年、アンドレアス・キッサーはベロオリゾンテで休暇を過ごしているときに、Sepulturaのメンバーと出会いましした。そこで急遽マックス・カヴァレラ(ヴォーカル/ギター)のローディーを務め、休憩時間にはメンバーと一緒にジャムをしていたと言います。その後、バンドのオリジナルリードギタリストが脱退した時、キッサーはその座を狙ってオーディションを受け、ペルナンブコでバンドメンバーとして初めてライブを行いました。彼は、87年の「Schizophrenia」からバンドにプログレッシブなサウンドをもたらしたとも言われています。
出身地:
ブラジル、サンパウロ州サン・ベルナルド・ド・カンポ
その他のプロジェクト:
No Coração dos Deuses、Sexoturica、Roadrunner United、Quarteto da Pinga、Asesino、Hail!、De La Tierraなど
プロデューサーとしての実績:
キッサーは、Hammerheadの「Shadow of a Time to Be」、Necromanciaの「Check Mate」、Sayowaの「Sayowa」をプロデュースしています。
ソロ活動:
キッサーは、2009年にスタジオデビューアルバム「Hubris I & II」をリリースしました。このアルバムは、2010年のラテングラミー賞の「Best Brazilian Rock Album」部門にノミネートされました。
知っていましたか?
彼は、Sepulturaに参加する前、数年間クラシックギターを学んでいました。
出来事:
2011年、Anthraxのギタリストであるスコット・イアンが第一子の誕生を控えていたため、キッサーはBig FourのSonisphere公演を含む、夏のヨーロッパツアーに代役として参加しました。
ブラジルのBeatlesのカバーバンド、Clube Big BeatlesのメンバーとしてリバプールのThe Cavern Clubで数回コンサートを行ったキッサーは、The Cavern Clubのウォールオブフェイムに自分のレンガを与えられた初めてのブラジル人、そして初めてのモダンメタルギタリストなりました。